6年前、当時小学3年生だったH♂と東京湾から日本海へと自転車で走った記録。以前作っていたHPから転記した。(2010/05/07記)
さてとりあえず出発地点まで輪行で向かいます。出発地点は、日本列島横断ですから太平洋でなければいけません。我が家から海に近い駅まで輪行して、その駅から海まで行ってスタートを切ることを考えるとなかなか良い場所がありませんね。悩んだ結果、青梅線で立川まで行き南武線に乗り換えて川崎駅まで行き、川崎駅から自転車を組み立てて多摩川の河口(つまり海)を目指し、この多摩川の河口を今回の出発点とします。
10:30川崎駅前に降り立つ。立川駅での乗り換えは汗だく。さらに川崎駅の構内を汗ダラダラで歩く。なんでこんな辛い思いを.......。そう、全て自分が起案して実行している訳だから、だれにも文句は言えないんですね......。
駅前の歩道で自転車を組み立てる。川崎駅の東口は人がたくさんいるようだが、西口は結構閑散としているし、歩道もかなり広いので、ゆったりと自転車を組み立てられました。
ここから多摩川河口へは約6km、東海道線に沿って北上し、多摩川に出た所で河口へ向います。
今回は、ここを出発して多摩川沿いに青梅まで帰ることにします。一応川沿いにはサイクリングロードがあるので、都心を気を使って走るより、ちょっと遠回りだけど一気に田舎に出た方が良いだろうという判断です。
スタート地点でもう既に11:30。ちょっと予定より遅れ気味です。
やっと10km地点に到着、H♂から笑顔が消えました。手首が痛い訴えてます。でも10km足らずで弱音を吐くH♂を許すわけなどなく、ちょっと長めの休憩を取って再スタートする。
手首が痛いというのが嘘ではないことは分かっていました。ひろの自転車を改造した時、ポジションが前傾になるようにしたのですが、この結果、前に乗っていた時よりも手首に上半身の重さがかかったためです。H♂の自転車はフルリジットのため、段差や凸凹の衝撃がダイレクトに伝わるために、手首に負担がかかるのだ。
これからはサイクリングロード主体だから段差を越えることも少ないため、ハンドルの持ち方を注意させこのまま強行することにした。(以降、手首が痛いと 訴えることはなかった)
30km地点です。関戸橋近くを走ってます。H♂のライディングポジションはどうでしょうか?ちょっと自転車が小さい感じですかね?特にシートとハンドルの距離が近いかな?
この辺りはロードレーサーが多く、我々を軽くブチ抜いて行く。BDー1をなめるなよと、H♂を置き去りにして一人追いかけてみたが、追走が精一杯で追い抜くことは出来なかった。流石にレーサーは速かった.....。BDー1は41km/hを記録!!
休憩して走り出すが、もう時間は17:30を回っている。まだ立川にいると言うことは、日没までに家には着かないことは確実.......。
この辺りまで来ると、家が近くなっているのがH♂にも判るらしく、元気にペダルを踏む。しかし疲労の色が見えないっていうのはどういうこと?いつも思うんだけど、始めからその力出してね....。そうすれば、もう少し早くゴールできるから......ネ。
19:30 自宅着。多摩川河口から8時間、66km。結構かかりました。総走行距離が70kmを越えたのは初めてではないでしょうか?やはり小3にもなるとよく走りますね。H♂は家に着いても元気いっぱい.........。ヘロヘロになるくらいもっと真面目に走って欲しいものだ。
今まで自転車で走っていて一番辛かったのは何処だった?と聞くと、”日光の峠”だそうです。確かに、あの時は泣きながら峠を登っていたもんな~。 それでもご飯を食べたら元気になってたな~。ホント、子供パワーって底なしなのかな?
さて、次回は自宅からどこまで走れるかな?
最近のコメント