朝、いつものようにコトー先生の回診、今日は退院までにどうしても聞いておかなくてはならない事があったので聞いてみた。
「お酒は何時から飲めますか?」
お酒はやっぱり重要でしょ?(笑)。でも先生曰く、アルコールでやはり患部が腫れて来るそうで、最低でも2〜3週間は飲まないで欲しいとの事。これは守らなきゃね。でも、入院して9日間経つ訳だけど不思議と酒を飲みたいなと思う事がない。なんでだろう?という事をこの間妻と話していて、ある結論に達した。酒が飲みたいと思うのは、《酒が飲みたいと思う料理》があるから。今の病院の食事と酒は全くと言っていい程結びつかない。逆に我が家のご飯のおかずは、どちらかというと酒の肴のようなおかずが多いのだ。だから今、お酒が飲みたいななんて全くと言っていい程無いのは、そういう理由だろうと(笑)。酒を止める為には、食事を変えてみる。いい方法かも知れません。まぁ、酒を止める気はさらさら無いので、(術後)三週間後しっかり飲みますけど(笑)。
後は昨日のレントゲン写真の話。今回の手術で関節は98%元通りになってる。痛み、筋力が元と同じで違和感がなくなるのはおよそ2年位は掛かるだろうという話。先生!後の2%は何ですか?と突っ込みを入れたかったけど止めといた(笑)。
さて、今日は術後1週間のレントゲン撮影、リハビリ(松葉杖特訓2日目)と装具屋さんの調整と、普通の日と比べてちょっとだけ忙しい・・・・はずだった。でも結局午前中は何もなく終了。仕事のメールを書きながら、ちょっとだけ居眠りしたつもりだったけど、起きたら時計は12時。あぁもう午前中終了〜。午後からやっとリハビリが始まる。今日はリハビリ室まで松葉杖で移動する。松葉杖というのは、ちょっと長めにセットしているので、杖を前に振り出す際体から弧を描くような軌跡になる。(これも松葉杖を使うようになってから知った)つまり、松葉杖歩行は非常に幅を使うという事なのだが、沢山の人が居る病院の待合室や廊下を松葉杖で歩行するのは非常に神経を使う。これで天気が悪く床が濡れていたりしたらもうOUT。多分、松葉杖で都心の駅の乗り換えをする自信は今の自分には無い。(少なくとも今転べない自分には)
今日のリハビリメニューは、筋トレと器具による膝の屈伸。筋トレの際、自分でどこまで膝を曲げられるか?というチェックもあるのだが、昨日までほとんど曲げる事ができなかったが、今日午前中暇だったので自主リハビリでこの練習をやっていたため90°位まで動かせるようになっていた。さらに曲げようと少し頑張ると少しずつだが深く曲がるようになってきた。曲げられないのは痛いからではなく、関節がキツいと感じてそれ以上無理しないという自己防衛的な反応のようだ。そう割り切ると、リハビリ開始時に90°位しか曲がらなかった膝が、115°まで曲げられるようになった。
筋トレを終え、松葉杖特訓二日目。今日はここまでの歩行と、もう一度階段の上り下りをやる。階段の上り下りの足を出す順序はちゃんと覚えていたのだが、足を上げたときの重心位置が後ろ過ぎて、足を上げたら「うわわわわ・・・・」後ろに倒れる〜。あぁもう少しで入院が伸びるところでした。重心位置に注意して残りの登りと下りを終えたけど、「階段は極力使わないほうが良いですね」と言われてしまった。(卒検失格??)
次は、自分の病室で今度は器具による屈伸なのだが、その前にレントゲン室でレントゲン撮影。リハビリの先生とは暫しのお別れ。撮影まで待合室で待機して、撮影したら一人で自分の病室まで帰らないと行けないという《初めてのお使い》状態である。前回来たときは足が痛くてレントゲンの台に乗るのが怖かったが、今日は問題なし。僅か1週間でここまで回復するなんて、我ながらスゴい(と言うより最近の医療スゴい)。階段を使わずにエレベーターで上がって来たので、無事自分のベットにたどり着く。今日の器具による膝の屈伸は20°〜125°の20分と昨日より5°アップしているが、徐々に角度を上げていくと125°の上限に到達、ん〜調子良い。これで、実測膝の角度は120°だそうである。これで終わりかと思ったら、先生はまたコントローラーを弄り始めた、まだ上げるらしい。多分130°まで上げて実測125°、さらに上げたがお尻がずれたのと、今までの違和感と違うような違和感を覚えたのでストップとなった。あぁ〜怖かった。今まで担当してくれたリハビリの先生は入院患者を主に見ているそうで、今日でお別れ、お世話になりました。楽しかったですよ。
装具屋さんはサイズの確認とパット、ストラップの調整。そして代金の振込用紙を置いて行った。装具代金はかなり高額だけど、保険適用なので自分の場合7割が戻って来る。それでもモカシムが2足買えちゃうよ〜(涙)。
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